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2021年7月12日
「青山教室」のできた経緯
フリースクール「青山教室」のできた経緯と特徴を少し紹介します。
「青山教室」は学習と就職応援が中心のフリースクールです。
元々は学習塾を運営していまして、その塾は夕方から夜に勉強する、学習塾でした。
地元密着型でして、勉強が苦手な子から、偏差値の高い学校を目指す生徒など、幅広い学力の生徒が在籍していました。
バリバリ勉強!って感じではなく、無理せずできる範囲でやっていこう、まずは得意な科目を1つからでも勉強開始していこうって感じの塾で、生徒同士も学年が違っても教え合う、ちょっとアットホームな塾だったと思います。
駄菓子も売っていて、休み時間にはみんなで食べた記憶があります。
(無理はしないが、頑張れる子は夏休みにほぼ毎日来て、連立方程式を合計1,000問くらい解く子もいました(^^)、勉強方法は教科書と参考書を読んで、問題をたくさん解く、漢字や英単語は書いて覚える、パソコンを使わない、なかなか昔ながらの学習方法の塾でした)
その塾に通っている子供が、学校に行けなくなり、同級生と会うことが苦手になって、元気がなくなったと相談を受けました。
塾へは、変わらず来ていたのでちょっとだけビックリしました。
しかし、だんだん、夜の塾に来ることも苦手になってきました。
そこで、昼間に来て勉強を教えてもらえないかと相談あり、僕はいいですよっと、昼間教えることにしました。塾の先生って昼間、結構ひまなこと多いんですね。それで、そうやって受け入れて、やってい
まして、お母さん同士のネットワーク(口コミ)で、広がりました。
数人受け入れることになり、今度は、勉強はしたくないけど、来ていいのか?と相談があり、いいですよって、受け入れて、生徒とじゃあ何をしようかと話して、人生ゲームをしたら、盛り上がり、週に1回はゲームの日になりました。
勉強やゲーム、おしゃべりが苦手だけど、家にいるだけではいやだから、見に来ていいかという話もあ
り、僕はどなたでもどうぞというスタイルで、生徒を受け入れました。
見るだけでも、ゲームだけでもどうぞというスタイルでした。
そんな中、20代の方から相談あり、来てもいいですか?利用していいですか?と相談が本人と家族からありました。お話を聞くと、20歳を超えたら、このような教室に行くことができない場合がある(当時はフリースクールは18歳まで、20歳までと制限を設けるところがありました)。年齢制限があるなんて、少しびっくり、本当は結構ビックリしました。
この塾は年齢や学年に関係なく、勉強を教えていた経緯もあり、全然いいですよっと受け入れました。
もしかしたら、10代が多い教室を利用することに本人が、遠慮するかなと思いましたが、結果的には、とても楽しそうに、年下相手にもゲームで遠慮することなく遊び、年下の子の勉強を教えるなどして、教室を利用されました。
ただ、本人が20代ということで、勉強は必要なく、就職の応援が必要ということで、僕のできる範囲で調べたり、専門機関の方に協力をいただき、就職の応援をしました。
この時期あたりから、「フリースクール」について、学ぶ様に、いろいろな方に教えてもらいました。
フリースクールの先輩から「フリースクール」にいろいろな形があり、いろいろな生徒がいる、何が正解ではなく、不正解もない、と教えてくださる方もいました。
こんな感じで「青山教室」ができました。
それから、だいぶん、時期は飛びますが、このような始まりから10数年たちまして、今は学習と就職の2つを応援するフリースクール「青山教室」をやっています。
なので「青山教室」は、学習塾から進化したフリースクールっと、思ってもらっても、間違いではないです。
現在は、中学校や小学校等と連携させてもらい、出席扱いになったり、市町村の委託事業を受けたり、法人化したり、パワーアップしたように見えますが、基本的な教室の姿勢は一緒です。
「教室を利用したい生徒は原則断らない、教室では勉強や就職の応援、ゲームを楽しむ、見ているだけでもOK、その教室は安心して過ごせることがとても大切」
※利用を断る場合は、他の生徒にとってあきらかに不利益になる場合です。(今までありません(^^))
まとめると
「安心できる、学習と就職支援の教室」が「青山教室」です(^^)
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